GRAHAM/グラハム
昨年、ブランドのフラッグシップコレクション“クロノファイター”に、ミリタリールックのピンナップガールをデザインした『クロノファイター ヴィンテージ ノーズアート』が誕生し、大きな話題となった。今年も、その第2弾となる2018年限定モデルが発表。間違いなくブレイクは必至だ。
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ピンナップガールの第二弾は
キュートなロックンロール娘
グラハムは、“クロノグラフの父”と言われる18世紀の時計師ジョージ・グラハムの精神を受け継ぎ、1995 年、エリック・ロト氏によって設立されたスイスの高級時計ブランドだ。彼の“NOT EVERYBODY’S WATCH(通好みの時計) ”というブランド哲学から生まれたフラッグシップモデルが“クロノファイター”。第二次世界大戦中、防寒用の分厚いミトングローブを着けた爆撃機パイロットのために開発されたシステムに基づき、左側の巨大なトリガー型プッシュボタンが特徴的なクロノグラフである。毎年、強烈な個性を放つ新作を発表し、多くの根強いファンを魅了し続けている。が、そのグラハムの昨年のハイライトが、1940 年代の軍用機に描かれたミリタリールックのピンナップガールをデザインした『クロノファイター ヴィンテージ ノーズアート』だった。
「第二次大戦当時の軍用機には動物やアニメのキャラクターなどさまざまなノーズアートが描かれていました。そのひとつがピンナップガールでした。当時、ギリギリの精神状態で戦っていた飛行士たちにとって、ノーズアートは緊張を解きほぐす手段であり、心の癒しであり、ある意味では“お守り”としての精神的な支えでもあったのです」とエリック・ロト氏は語り、さらに続けた。「心和むピンナップガールの可愛らしいデザインと、クロノファイター独自のメカニックでワイルドなスタイルとの絶妙なマッチングが、多くの時計ファンの心を奪ったのでしょうね。昨年の第一弾は、すぐに完売してしまいました。実はその直後から、世界中で“ピンナップガール”の再登場を希望する声が上がったのです。こうした経緯から、今年、第二弾の発表に踏み切りました」
それが『クロノファイター ヴィンテージ ノーズアート 2018年限定モデル』だ。昨年同様、伝統的なノーズアートに描かれるポップアートな4 人のマスコットガールがダイアル上に登場している。
「今年のテーマは1950 年代の“Rock n’ Roll”です。音楽をイメージしたピンナップガールたちは、リンダ、クロエ、ベル、ルシアと名付けられ、いずれもキュートでセクシーなロックンロール ガールズです」
骨太のクロノファイターとちょっとセクシーなピンナップガールが織り成す世界観は、まさにグラハムワールド全開。各100本の世界限定なので、早い者勝ちは必至だ。
グラハム創業者
Eric LOTH
エリック・ロト
1958年、スイス生まれ。1980年、ラドーに入社。スウォッチ グループ製品開発部門のゼネラルマネージャーなどを経て、1994年にレ・モン社(後のブリティッシュ・マスターズ)を設立。翌1995年にグラハムを立ち上げる。
ピンナップガールの
キュートな姿に釘付け
クロノファイター ヴィンテージ
ノーズアート 2018年限定モデル
1940 年代の軍用機に描かれたミリタリールックのピンナップガールをデザインした『クロノファイター ヴィンテージ ノーズアート』は2017 年に登場。一躍人気となったこのヒットシリーズに2018年限定モデルが誕生した。今年は4種類をリリース。写真の時計のダイアル上で踊るピンナップガールの名前は“リンダ”。10気圧防水。世界限定100本。自動巻き。ステンレススチールケース。ケース径44㎜。カーフストラップ。71万円(税抜)。
クロノファイター ヴィンテージ
ノーズアート 2018年限定モデル
ヴィンテージ ノーズアートの今年のテーマは1950年代のロックンロール。音楽をイメージしたピンナップガールたちの名前は、順番に“ベル”、“ルシア”、“クロエ”。いずれもキュートでセクシーなガールだ。クロノグラフ。デイデイト表示。10気圧防水。世界限定各100本。自動巻き。ステンレススチールケース。ケース径44㎜。カーフストラップ。各71万円(税抜)。