センチュリーのメンズに異変! エレガントなスケルトンが 欲しかった


サファイアクリスタルケースと
スケルトンのムーブメントが融合

  センチュリーに異変が起きている。センチュリーといえば、革新的な独自のサファイアカッティング技術とクラフツマンの創造的な研磨技術との融合によって生み出される“センチュリーサファイアケース”によって一世を風靡したブランドだ。とくにレディスウォッチでは、光に満ちたサファイアの造形美と透明性を余すところなく表現し、ロマンチックで詩情あふれる独創的世界観を創り上げてきた。繊細で複雑なセンチュリーサファイアのファセットが、特別なシーンのためのエクスクルーシブなコレクションから日常使いの時計にいたるまで、女性の腕もとを演出しながら彼女たちを魅了し続けている。

  そのセンチュリーは、現状では圧倒的に女性から支持されているブランドだが、昨年、センチュリーのメンズモデルに新たな動きが出てきたのだ。48面ファセットのサファイアケースが崇高な輝きを湛えるセンチュリーのフラッグシップ、『エレガンス』に誕生した両面スケルトンモデルが日本で静かなブレイクを起こしているのだ。両面スケルトンといえば、すでに世界的に定着した機械式時計のひとつの意匠だが、安価なカジュアルウォッチを別にすれば、その多くが彫金を駆使した古典的なモデルか、意表をついたコンテンポラリーなオープンワーク、あるいは最先端素材によるコンプリケーションといったところが相場だろう。メカニズムを堪能できる愉しさは誰もが認めるところだが、実はオン、オフはもちろん、パーティーシーンでも使えるエレガンスな両面スケルトンモデルは意外と少なかったのだ。そんな状況のなかで登場したのがセンチュリーの『エレガンス スケルトン』だった。そして多くの時計愛好家が感嘆したに違いない。「こんなエレガントなスケルトンが欲しかった!」と。

  さらに今年、昨年の『エレガンス スケルトン』よりサイズアップしたケース径42mmバージョンが登場。さらに12角形のセンチュリーサファイアの輝きがその存在感を主張するブランドのアイコン『プライムタイム』にもスケルトンモデルが誕生したのだ。今、センチュリーは俄然、両面スケルトンのメンズコレクションに熱い視線が注がれている。 

CENTURY/センチュリー
エレガンス スケルトン
ハンドカッティングによる48のファセットを持つサファイアベゼルが印象的な“エレガンス”シリーズのスケルトンモデル。ブリッジやプレートにオープンワークが施されているため、ムーブメントの細部の動きまで観察することができる。サファイア製のダイアルに配された大きなアラビア数字のインデックスやスケルトンの針は浮遊感を演出。傷がつきにくいサファイアケースは力強さと華やかさを兼ね備えており、スケルトンムーブメントの繊細な美しさをいっそう引き立てている。しなやかに手首にフィットするブレスレットもエレガントだ。100m防水。自動巻き。ステンレススチールのラグ。シースルーバック。ケース径38.5㎜。55万円(税抜)。問い合わせ/センチュリー銀座ブティック☎03-6278-8975

2018年も
スケルトンの
新作が登場

昨年、両面スケルトンモデル(ケース径38.5㎜)がヒットした『エレガンス』シリーズに、今年はケース径42㎜にサイズアップした新作が誕生した。さらに12面ファセットのセンチュリーサファイアケースが象徴的な『プライムタイム』シリーズにも両面スケルトンの新作がリリース。今後、両面スケルトンがセンチュリーのメンズコレクションの定番のひとつになりそうな勢いだ。

エレガンス スケルトン
2018年のバーゼルワールドで発表された『エレガンス スケルトン』の42㎜モデル。従来よりもケースがサイズアップしたことにより、ファセットカットが施されたサファイアケースのきらめきや、オープンワークが施されたムーブメントの存在感がさらに際立っている。100m防水。自動巻き。ステンレススチールのラグ。シースルーバック。アリゲーターストラップ。58万円(税抜)。
プライムタイム スケルトン
12角形のサファイアケースを特徴とする “プライムタイム”シリーズにもスケルトンモデルが登場。プライムタイムのシャープでスポーティなデザインとムーブメントの繊細な動きを同時に楽しめる。マットブラックのラバーストラップは滑らかな質感が特徴で、カジュアル感とエレガンスを兼ね備えている。100m防水。自動巻き。ステンレススチールのラグ。ケース径38.5㎜。58万円(税抜)。