ボヴェの驚愕の天文時計がジュネーブウォッチグランプリを受賞!

 時計業界で最も名誉ある賞であるGrand Prix d’ Horlogerie de Genève(GPHG/ジュネーブウォッチグランプリ)の2018 年度最優秀賞“Aiguille d’Or(金の針)賞”が決定した。その栄えある栄冠を手にしたのが、ボヴェの天文時計『リサイタル22 グランドリサイタル』だ。
 GPHGは、時計師、ジャーナリスト、時計専門店、コレクターやデザイナーなどの審査員で構成され、メンズウオッチ、複雑ウォッチなど計12 部門ごとに優秀賞を決定。さらにその部門賞のなかから最も優れた時計に与えられるのが、“金の針賞”である。
 『リサイタル22 グランドリサイタル』は、太陽、月、地球の3つの天体を時計の中で再現した驚愕のコンプリケーションだ。さらにフライングトゥールビヨンを搭載し、時計裏面には705 個のパーツから成るレトログラード・パーペチュアルカレンダーを装備。シングルバレルながら9 日間以上のロングパワーリザーブを実現している。まさにボヴェの情熱と技術の粋が注ぎ込まれた珠玉の逸品といえるだろう。

BOVET/ボヴェ
リサイタル 22 グランドリサイタル

2016年の『リサイタル 18 シューティングスター トゥールビヨン』、2017年の『リサイタル 20 アステリウム』に続き、2018年に発表された天文時計3作目。太陽、地球、月の3つの天体を時計のなかで再現。地球の両側にはレトログラード式の分針とパワーリザーブ表示を装備している。トゥールビヨン・キャリッジの左側の丸い開口部はガラス製の日付ディスク。さらに裏面には、ディスク式レトログラードの永久カレンダーを装備。世界限定60本。手巻き。レッドゴールドケース。シースルーバック。ケース径46.3㎜。アリゲーターストラップ。
5400万円(税抜)
問い合わせ/DKSHジャパン☎03-5441-4515

シースルーバックからは、ディスク式レトログラードの独創的な永久カレンダーを見ることができる。ミニアチュールペインティングに発光性物質を採り入れるボヴェ独自の手法により、“地球”は暗所で光を放つ。
“金の針賞”を手にするボヴェ社のオーナー、パスカル・ラフィ氏。2001年にボヴェ社のオーナーとなって以降、ディミエ1738を傘下に収めるなど、マニュファクチュールとしての地盤を強固なものにするとともに、スイス伝統の装飾技法と複雑機構が融合した芸術的な時計を世に送り続けている。